鉄道とタクシーで九份へ 乗り方 時刻表 料金 迷子と暴走タクシーにくれぐれも注意

2019年9月10日

九份までの鉄道とタクシーで

日本人に人気の九份観光。バスに揺られて行く方法もありますが、バスにはトイレがないという心配から、鉄道とタクシーで行くことにしました。

さて、臺灣鐵路(台鉄TRA)の台北駅に着いたものの、どの鉄道に乗るのか、どうやって券を買うのかわからずに立ち止まっていると、とても親切な台湾人の方が、日本語で説明して下さり、無事に券を買うことができました。

列車の種類と乗りたい列車の探し方

改札入り口の横に、到着時間も書いてある時刻表があります。

私たちが乗る列車は、17時10分発莒光という急行(59元)で、タクシー乗り場のある瑞芳に、17時51分に到着予定です。ですが、所要時間は、時間によってはもっとかかる場合があります。

時刻表中の赤字の自強特急ですが、瑞芳 までの所要時間は莒光と変わらない場合もあります 。にもかかわらず、料金は76元です。

區間車は鈍行で49元區間快も同じ料金なのですが、時間によっては40分くらいで着く場合があり、結果的に自強号と莒光号と所要時間が変わらない場合があります。

普悠瑪、太魯閣は快速特急のようなもので、もっと遠くにいくときにおススメで、当日券は購入が難しく、コンビニやホームページなどで事前予約をしたほうが良さそうです。ちなみに料金は自強と同じです。

乗りたい電車を探せて指定席券が買える台鉄の公式サイトはこちら↓(営業時間外は検索できないことがあるので注意)

https://tip.railway.gov.tw/tra-tip-web/tip?lang=JA_JP

私たちは、こちらのタッチパネル式券売機で指定席の券買いました。 莒光瑞芳までは59元

いよいよ列車に乗り瑞芳へ

17時10分発の莒光号がいよいよ到着しました。次の17時16分発の鈍行である區間車 (49元)でも行くことはできますが、座れる保証がないのでこの列車にしました。ちなみに、この鈍行の到着時間は18時11分です。

ちょっと前まで日本でもよく見かけたようなレトロな特急列車のような…いや、でもこれは、急行列車です。

ところが、指定の席に行くと、なぜか人が座っている!!

すぐに移動してくれましたが、指定席券を持っていないのに勝手に席取りをしているのかと思い込んでいたので、こちらは真顔になってしまいました。

でも、この席取りしていた人たちは何も悪くなかったと帰国してからで知り、後悔することに。

よくよく調べてみると、同じ料金の莒光のチケットで自由席のチケットがあるそうなのです。日本では自由席は別の車両なのに、台湾では、指定席の空いている席が全部自由席扱いになるので、私たちの席に座っていた方はそこを空いている席だと思って座っていただけだったのでした。

愛想のない日本人になってしまい申し訳なかったです。知らなかったとはいえ、真顔になってしまって大変失礼しました。

雨だったからなのか、夕方だったからなのかわかりませんが、日曜日なのに空いていて静かな車内でした。

なんだか小さいころを思い出すような、懐かしさでいっぱいのレトロな車両に揺られること約40分

瑞芳に到着しました。窓口で帰りの乗車券を購入しました。ちなみに、帰りは行きと同じ莒光ですが、所要時間が50分弱かかります。

瑞芳からのタクシー料金と所要時間

瑞芳に到着し、タクシーで九份へ。

所要時間は約15分。料金は一律205元

山道にはいると霧がたちこめてきてなんとも幻想的な光景に。浮かび上がる赤い提灯に期待が膨らみます。

かなりのくねくね道でしたが、紳士的な運転のおかげで楽しいドライブでした。

行きののタクシー運転手さんはいたって穏やか。降り場から階段を上ってねと、教えてくれました。

九份は迷いやすい⁉

台湾に着いた初日から、あっちで迷いこっちで迷っていた私たち。

九份の賑やかな商店街の入り口を探していたのですが、これがまた迷ってしまったんです。

雨の日で人でがまばらだったことと、坂の上に行くバスを発見したせいで、これは坂のもうちょっと上に行くんだと思い込み、徒歩数分ほどで坂道をずんずん上がっていってしまいました。でも、なんだか灯りが少なくて暗くなってくるし、嫌な予感がしたので引き返してみたら、あれれ、セブンイレブンのすぐ横を入っていく人たちを発見。

タクシーを降りて階段をあがったところからすぐの距離に、その入り口はあったのです。セブンイレブンの横の細い路地こそ、九份老街(基山路)の入り口でした。

なんとか入り口を見つけ出し、赤い提灯を確認したときはほっとしました。

うんうん、九份らしい光景。ここをずっと道なりに行けばきっとあの有名な景観を見られることができる、と信じてひたすら歩き、いよいよ突き当たりに出た(ここが間違いのもと,でも展望台に行きたい場合は正解)のですが、これまた勘で左方向に行って(これも間違い、もしこの時点で引き返すのならば、付き当たりのところに戻り1つ目の角で曲がってください。)ひたすら歩いたら、かなり人通りが寂しくなってきて、ようやく間違った方向に進んだことに気が付きました。2つ目の展望台のところから、また別のルートで元の方向に引き返すと、行きに入り口からひたすらまっすぐ歩いてきた通りに戻ることができました。

ルートを最初から簡単に説明すると、セブンイレブン横の入り口から道なりに歩いて突き当たりの一つ手前の十字路(下の写真の角)に来たら右に曲がるとあの有名な光景に続く豎崎路に出ます。

このルートを最初から頭にいれておけば迷うことはないでしょう。でも、人の流れについていこうと考えていると、同じように迷っている人たちが案外多いので一緒に迷ってしまうのです。必ずルートを頭に入れてから歩くようにしましょう。

いよいよあの有名な撮影スポット阿妹茶酒館

ここから先は長い下り階段。雨で足元が危ないので慎重に下りなくてはいけません。

雨のせいかやっぱり人は少なめ。この日は台北を出る時から雨だったので、一番おススメだという夕暮れ時の九份を観るのはあきらめて、遅めの出発にしました。でももともと九份は山なのでお天気が変わりやすく雨のときも多いのだそう。

階段も下のほうになると傘の花が咲いていました。

これが、CMやパンフレットでもお馴染みのあの有名な阿妹茶酒館という茶藝館の端っこのほう。

阿妹茶酒館の全体像を撮りたいので、斜め向かいにある海悦楼茶坊という茶藝館に入りました。

一人一つずつの注文が必須です。左のお店のおススメの金柑のお茶は、金柑の酸味、苦みが喉にしみるほんのり甘いお茶。美味しかったです。量はかなりたっぷりでした。

上のほうの階の柵から乗り出してい撮影すると、このように撮れますが、結構スリルがありました。

海悦楼茶坊を出て帰り際に、また 阿妹茶酒館を館を間近で撮影。

結構この画角が気に入り、帰国後しばらくの間待ち受け画像にしていました。

本当はもうちょっと色々なところに立ち寄りたかったのですが、着いた時間もすでに夜で、おまけに迷って40分近くもロス。帰るころの8時過ぎにはほとんどのお店が閉まっていて見られるお店はほんのわずか。

多くの商店街のお店は、19時くらいに閉まるらしく、中には18時に閉まってしまうところもあるそうです。

リサーチ不足な私たちは買い物もろくにできずに帰ることになってしまいました。

雨であろうがなかろうが、やはり遅くても16時には着いていないと満足な過ごし方はできないと考えたほうがいいでしょう。

せっかくの旅行を充実させるためには、事前のリサーチはやっぱり必要だと身に沁みました。

商店街の中のポストがなんだかかわいかったのでせめてものお土産に撮影しました。

日本の地方にまだ残っている筒形の郵便ポストも大好きですが、このハーフ&ハーフの郵便ポストもなかなかです。

冬で雨の日の九份は寒いの?

今回行ったのは、2月後半でしたが、同時期の日本のようにものすごく寒いかというと、それほどの寒さではありません。私の写真を振り返っていただければお分かりかと思いますが、ダウンジャケットや厚手のコートを着ている人が多いのですが、雨の日でも、息が白くなるほどの寒さではありませんでした。

ただ、台北よりは若干寒かったです。台北では薄手のコートでも大丈夫でした。それに対して九份は、首に巻くものかもしくは薄手のものを1枚プラスするのが良さそうな温度差だと感じました。

暴走タクシーにはくれぐれも注意

さて、瑞芳までの移動ですが、帰りもタクシーを利用しました。

タクシー乗り場に行くと、待ち構えていたタクシー運転手さんが「台北まででも行くよ」と客引きしてきたのですが、私たちはすでに帰りの鉄道の指定席券を買っていたので、瑞芳まで乗せてもらうことにしました。

行きと同じような黄色のタクシーで、料金も同じ205元。何の疑いもなく乗ったのですが、この後が恐怖でした。

なんと、それはくねくねの山道だろうが,下りの坂道だろうが全くお構いなしにスピードを出す、暴走タクシーだったのです。下り坂で、大型観光バスを抜き、カーブがきつくなってもスピードを緩めることはなくお構いなしに飛ばす、あり得ない運転の仕方で、まるでジェットコースターに乗っているような感覚でした。

ジェットコースターよりさらに恐怖なのは、対向車にぶつかったり、カーブを曲がり切れずに激突する心配があること。台北まで乗っていたら、もう気絶していたかもしれません。

恐怖のドライブのかいあってか、あっという間に駅に着きました。恐らく、帰りは10分もかかっていません。駅が見えたときの安堵感は一生忘れることがないでしょう。

2度とあんなタクシーに乗りたくないですが、もしかしたらあの運転手さんは、運転技術が高いのかもしれませんね。(いや、本当は褒めたくはありません。)

こういう恐怖の体験をすることもあるかもしれないことを覚悟した上で、帰りのタクシーを拾ってください。絶対に暴走タクシーに乗りたくないという方は、瑞芳行きのバスのほうが安心かもしれませんね。

自力で行くことのメリット

色々ありの珍道中でしたが、その分尚更思い出になりました。日帰りツアーではなく自力で行くと料金が安く、特に鉄道を利用する場合は長距離バスのように渋滞などの時間の心配もないのがメリットです。決して難しくはないので自力で行くことをおススメしたいと思います。

参考までに、今回かかった九份観光(台北駅発)の旅費です。

*鉄道 59元×2×4人分=472元

*タクシー 205元×2=410元

家族4人でトータル882元でした。