iPhone14ってどう? カメラ性能は13より良い?6sからの機種変更
この秋に発売されたiPhone14。6年間、2台の6sを続けて使ってきた私にとってはさほど興味がなく、一つ新機種の発売によって期待されることと言えば、旧機種の値下げでした。
数年前から6sの画面に画像が収まりきらなくなってしまったり、電池交換をしたものの夏の暑さのせいかバグが出てしまい電源が落ち再起動を繰り返す不具合が何度かあったりしたので買い替えに関しては少なからず考えていたのです。また6sのアップグレードのサポートが年内に無くなるということも買い替えを考えざるを得ない大きな要因でした。
円安の影響で当初考えていた12(グリーンの色が欲しくて)が値上がりする前に買っておけなかったという後悔があり、なんとか安く購入できないかと、機種変更のページや大手キャリアに乗り換えのページを確認しましたが在庫がなく、Apple Storeではとりあえずカートに入れて購入を迷っていました。
ところが、急にディズニーランドに行く予定ができたので綺麗な写真を撮りたくなって、悩んでいる時間がなくなってしまったのです。
そして、考えに考えた結果、ついにiPhone14購入を決意。ちょっと前まではもっと安く買えた機種を損した気分で購入するよりも、一つ前のモデルの13と1万2千円ほどしか差額がない最新のモデルを購入することの方がお得な気がしたからです。
一番早いのはアップルストア
色々調べてみると、欲しい256GBのものを購入しようとするとApple Storeで買う方が早いということがわかりました。急がないのであれば、ヨドバシで1,348円分のポイントバックの分安く購入できるのですが、入荷日は未定の取り寄せで、私が注文したのは9月29日でだったためどうしても10月2日までには欲しかったので納期が早いApple Storeのオンラインストアで購入しました。ちなみに店舗で受け取るとしても、自宅に届けてもらえるとしても納期は同じ日だということだったので配送を希望しました。
納期予定は以下の通りです。

10月2日までに欲しいのですが、間に合わないかもしれないという納期。これは一種の賭けでした。
ちなみに10月1日の段階での出荷状況は下の通りです。

アップルストアは早かった
配送準備中からなかなか出荷完了にならずドキドキの数日でしたが、運よく注文日から3日目の10月2日に到着しました。

iPhone14を開封

パープルなのですが、口コミにあったように限りなく白に近い色です。

当たり前なのでしょうが、充電コードしか入っていません。充電器はすでに持っていたiPad AirかMacbook Airのものを使います。
私はワイヤレスイヤフォンを持っていないので、6sについていたイヤフォンアダプタをすでにAmazonから購入していてそれを使います。
旧iPhone用イヤフォンが使えるイヤフォンアダプタ

iPhone14と6sはどれくらい違うの?13との違いは?
ストレージ容量の比較
iPhone6s | 16GB 64GB 128GB(初期は32GBもあり) |
iPhone13 | 128GB 256GB 512GB |
iPhone14 | 128GB 256GB 512GB |

6sの発売日は今から遡ること7年前、2015年の9月25日です。
私が1台目に使用していたものは18GBだったため、すぐにストレージがいっぱいになり、アプリを追加できないどころか既にあるアプリを開けないという大変困った現象が起きていました。
2台目は6sの128GB。購入したのは2019年で型落ちのためただ同然でした。128GBになってからは、アプリも入れ放題写真も撮り放題、しばらくはなんの支障もなく使えていました。
13から14のストレージ容量の変更は今のところありません。
ディスプレイの比較
ディスプレイのサイズは以下の通り。やはり14はフルスクリーンなのでかなり違います。ちなみに13も同サイズです。
iPhone6s | 4.7インチ |
iPhone13 | 6.1インチ |
iPhone14 | 6.1インチ |

ある時のアップデート以来6sの画面の上が切れてしまっていたのは、フルスクリーンの新機種のディスプレイに合わせたアップデートが6sのディスプレイに合っていなかったからだということがこれを見れば一目瞭然です。
当初はコストを抑えるために、14ミニを購入しようと思っていました。しかし、ミニのサイズは5.4インチで横幅はほぼ変わらないため、だいぶ近くが見えにくい私は14を購入することにしたのです。
また、6sがRentina HD ディスプレイなのに対し、14はセラミックシールドのSuper Rentina XDR ディスプレイで耐水性はもちろんのことスマートフォンの中で最も高い耐久性に優れたガラスでできているそうです。
安全のためのSOS機能
もしものことは考えたくはありませんが、14には自動車で重大な衝突事故に遭った場合自動で救助を要請してくれる機能があります。これは13まではなかった機能です。
そして、これまであった緊急連絡先への連絡機能は14でも使えるそうです。6sでも使えるとは知りませんでしたが…
緊急SOSの仕方は以下を参照↓
https://support.apple.com/ja-jp/HT208076
カメラの違い
14のカメラは流石に6sから7年経っているだけあり、6sになかった、ナイトモード、手ぶれ防止、0.5倍ズーム(引いて撮ることができる)、ポートレートモード(背景をぼかす)などの機能があるのです。同様の機能は13にもありますが14はさらに進化しました。
夜景を撮るとその性能の凄さが分かります。ちなみに、娘の持っている13と比べてみても14はさらにより美しい画像が撮れます。
実際にiPhone6s、13、14で画像を比較
まず、6sでの画像↓

そして、こちらが、13での画像↓

そして、こちらが14での画像↓

14は、なんのコツも必要なく、ここまで美しい画像が撮れるのです。13からさほど変わらないという話も聞きますが、実際はこれだけの差が出ます。
14Proではなくてもここまでの画像が撮れるのであれば、私は満足です。

上の写真も14で撮影したものです。あまりにもくっきりして絵葉書のようなのでびっくりしました。重いのを承知であえてオリジナルサイズを載せていますが、ブログに上がっているのは圧縮されているため、実際の綺麗さには敵いません。でも、このクオリティの高さです。
バッテリーの違い
充電の時間の違い
6sはそもそも長年使っていたことと、型番が古いことから、電池を交換したものの、バッテリーの持ちの悪さは良いとは言えず、毎日の充電が必須でした。充電するのにも非常に時間がかかり、あまり充電していない状態で出かけ、ハラハラしながら使うこともしょっちゅうでした。
6sの充電器ケーブルは14にも使えるのですが、やはり充電の速度が非常に遅いです。14に付属した充電器ケーブルは、6sの充電器には差すことができず、買うか、または、Macの製品で型が合うものを使います。
これを使えばちょっと用事をしている間に充電が進むので、忙しい朝は特に助かります。過充電にならないようにそれだけは気をつけなければなりません。充電がほぼない状態から始めても0分も経てば大丈夫です。
バッテリー駆動時間
iPhone6s | 最大11時間のビデオ再生 |
iPhone13 | 最大19時間のビデオ再生 |
iPhone14 | 最大20時間のビデオ再生 |
意外にも6sにも11時間ものビデオ再生が可能だったということですが、すでにバッテリーが弱くなっていたため実際は11時間はとてももたない感じでした。13から14の最大ビデオ再生時間は1時間増えました。
iPhone14の1番のおすすめポイント
他にも6sから14に変えたことでパフォーマンスが良くなっていることはまだまだあると思いますが、何よりもカメラの性能が段違いであること、これは本当に実感しています。13と比べてもこれだけ違うのですから、同じストレージ容量で13と14を迷っているのであれば14をおすすめします。なんと言っても、ナイトモードの画像の美しさが違うので、先ほどの画像を是非もう1度ご確認いただきたいと思います。
iPhoneは高い買い物でありますが、これからもずっとiPhoneから離れられなくなりそうな私です。