松山空港から市内の移動は地下鉄(MRT)がおすすめ 安い一日乗車券や72時間券で

2019年4月25日

公開日 2019年4月25日 最終更新日 2023年5月11日

ツアーの送迎はつけるべきか?

台北松山空港から市内までのアクセス。

特に初めての台湾旅行の場合は、どの交通手段で移動するか迷う方も多いと思います。

もともとツアーに組み込まれている場合はともかく、送迎の混載バスを別途予約しようか迷っている方もいらっしゃることでしょう。

市内から40キロも距離のある台北桃園空港を利用する場合とは異なり、台北松山空港の利便性を考えれば、自力で移動することをお勧めしたいと思います。

なぜなら、混載便はお土産物屋に立ち寄る条件があったり、複数のホテルに停車したりするために時間がかかってしまうからです。

アクセスが良いのでかなりの時短を期待できます。

松山空港と台北市内のアクセス

タクシーの場合

多くの市内の宿泊施設は、タクシーでは10分から15分圏内

料金は160元(約600円)から270元(約1000円)前後で済みます。

日本のタクシーよりもはるかに安いです。

人数が多いとタクシーはよりお得ですよね。

実際、私は帰りにタクシーをホテルの前から利用しました。

ホテルスタッフの方がタクシーを拾ってくださったので助かりましたし、帰りはお土産で荷物が重いので、タクシーにして大正解でした。

MRT(地下鉄)の場合

そして、行きは、MRT(地下鉄)を利用しました。

地下鉄入り口は空港を出てすぐ(15番)のところにあります。

ここがMRTの松山機場駅の入り口。

エレベーターもあるので安心です。

MRTの一日乗車券は便利

台湾の地下鉄であるMRTは、市内のアクセスに便利な上、最低料金区間が20元と非常にリーズナブルです。

券売機では、日本語選択をできるので、スムーズに買うことができます。

こちらは、区間ごとの切符にあたるものです。軽いプラスチックのようなものでできています。

また市内のあちこちを巡る予定のある方には一日乗車券がお薦めです。

一日乗車券は、NT$150、日本円の600円くらいの料金で大変お得。

8回以上乗り降りする予定がある方にはあっという間にもとがとれますよ。

改札横にある駅員さんのいる窓口で購入することができます

2日以上の滞在には時間制フリーパスがもっとお得

追加記事  2回目の台湾へ訪れた際に、窓口で、「24時間券(180元)というものがある」と聞きました。」一日乗車券よりも少し高かったため、メリットがあるとは思えなかったので購入しませんでしたが、よくよく調べてみると、なんと、他に48時間券(280元)、72時間券(380元)というものがあるらしいのです。みなさんには、損をしてほしくないのであえて更新しました。2日利用する場合でもお得。3日利用はさらにお得になります。

ちなみに、これらの漢字表記は。「24小時票、48小時票、72小時票」となっているので、滞在時間に合わせて、窓口でほしいフリーパスを漢字表記したメモを見せれば、購入がスムーズだと思います。

近未来的な松山機場駅

松山機場を通っているMRTは文湖線(路線図:茶色)です。

ちなみに写真にトイレが写っていますが、噂どおり、MRTのトイレは綺麗に掃除されていました。

そして、近未来的な雰囲気を醸し出す、松山機場駅のホーム。

頭上のオブジェと高い天井。

線路が見えない、安全を第一に考えて造られたデザイン。

また、なんともいえない独特の音楽が流れていて、夢の中にいるようでした。

時間は、土曜日午前11時30分ごろでしたが、こんなにも人が少ない。

タクシーなどを使う人が多いせいでしょうか…

電車内も混んでいなかったので、快適に利用することができました。

松山空港からMRTを利用してみて

近未来的な松山機場のホームを見ることができたり、現地の方々と同乗することで、台湾を肌で感じることができたり、そう意味でも、まず最初にMRTで移動してみるのはなかなか良いのではないかと思います。

私が泊まった行天宮駅にあるホテルまでは、1回乗り換えありで駅は4つ目、駅近ホテルなので徒歩も入れて約20分でした。

駅近のホテルに滞在の方、移動にご不自由でない方、一日乗車券をフルに使いたい方は、ぜひ松山空港からMRTを利用してみてください。

空港サイト・MRTサイトの紹介

空港からのアクセスの詳細は、日本語対応の空港サイトから↓

https://www.tsa.gov.tw/tsa/ja/page.aspx?id=1061

また、MRTの詳細は、日本語対応のMRT公式サイトから↓

https://m.metro.taipei/jp/

空港周辺地図