羽田国際空港(東京国際空港)空港泊 早朝便までどう過ごす?
公開日 2019年10月8日 最終更新日 2023年4月24日
コロナ禍に突入するまでの羽田国際空港は、国際線を増便したことで、深夜便、早朝便などを待つ利用客で、24時間賑わっていました。2020年3月には、さらに1日50便ほど増やす予定だったそうですが、コロナ禍で予定は大幅に変更されてしまいましたね。 これからは前のようにとは行かなくても、また活気が戻ってくるのを期待したいです。 アクセスのよい羽田国際空港の発着便が多くなれば、仕事があった日などでも、深夜便や早朝便を利用して今よりももっと気軽に海外旅行できるようになることでしょう。 しかし、早朝便利用となると物理的に考えなくてはいけない問題があります。 さて、早朝便を利用する場合に、どうしても考えなくてはいけないのは、空港までの移動手段、もしくは、出発までの寝床の確保の問題です。 空港の駐車場や近隣の駐車場を利用しマイカーで行く手段、タクシーで空港まで移動する手段のどちらかなら、チェックインの時間に合わせて家を出ることが可能です。 ですが、どちらもできない場合は、空港のホテルか近隣のホテルに泊まる、もしくは、空港で寝泊まりするという選択肢になるでしょう。 私は、台北行きピーチ航空MM859便(集合時間午前3時55分、出発時間5時55分)で、初めて空港泊を体験しました。 空港には時間制でも泊まれるホテルがありますが、せっかく安く行く今回の旅行なので、空港の出発前エリアで少しでも快適な寝床を探すことにしました。 平日木曜日の22時半に羽田に到着した私たちは、落ち着いて寝られるという噂の展望デッキの近くのベンチを目指して行くことにしました。場所は、3階の出発ロビーの奥からエスカレーターで4階の江戸小路(江戸の街並みを再現した飲食店、雑貨店のフロア)にあがり、さらに、季節の展示品がある江戸舞台を目指します。 館内マップはこちら↓ http://www.haneda-airport.jp/inter/map/ 下の写真の右(この時はひまわりの展示)が江戸舞台です。 この横にあるエスカレーターで5階にあがります。 エスカレーターをあがって、左は展望デッキ入り口、右は、お菓子や化粧品を扱うドンキホーテ(軽食などは扱っていません)と奥はトイレです。 そして、肝心のシートですが、上りエスカレーターと反対側の下りエスカレーターの左奥には人通りが気にならないシートエリアがあります。私の時は、そちらはすでに埋まってしまっていました。 そして、ちょうど江戸舞台の裏のあたりにあるのが、下の写真のシートです。このシートの前に、2列、横にもう2列、合計で9シート(3席続き)あります。 人通りが多少あるので、奥の席が狙い目です。 このシートの正面の奥には、大きなガラス窓があり、窓の向こうが展望デッキの中心です。窓のすぐ下には、長いベンチがありますが、かなり距離があるので、そこに座っている人がいても、気になることはありませんでした。 この席のメリットはシートが柔らかく背もたれもあり、広いこと。途中まではとても快適だったのです。 24時に閉まってしまうコンビニにもどうにか滑り込み、食糧と飲み物も調達し、 手持ちカバンには南京錠をし 、寝床も確保しあとは寝るだけだったのですが… 最初席に着いたときよりも、なんだかものすごく暑いのです。 気のせいではないかと思いましたが、恐らくある一定の時間、午前0時ごろになるとどうやらエアコンが切れるらしいのです。 季節は熱帯夜続きの8月初め。ただでさえここは最上階で暑いのに、これは辛すぎました。娘は少しは眠れたらしいのですが、私は恐らく15分も眠れず、ためしにエスカレーターを下り、4階に行ってみたのですが、こちらはきちんとエアコンがきいていて涼しいのです。江戸小路にある背もたれなしの赤いベンチでもいいから、と思い探してみたのですが、すでに空いてる席は1つもありませんでした。 24時間営業してる飲食店はあります。まだ夜ご飯を食べていないときや、早めの朝ご飯を食べるのにとても便利です。 ですが、私はすでに遅めの夜ご飯をコンビニをで買って食べたばかりでした。 そして、前回にちょっと立ち寄った展望デッキを飽きるまで楽しもうと、 写真を撮り、 今回利用する航空会社のピーチの飛行機を見つけて喜び、また写真を撮り、 荷物の積み下ろしをしている飛行機を見つけて、ワクワクし、また写真を撮り、10分ほど過ごしましたが、 寝ている娘が気になったのもあってまた中に戻りました。 そして、遅延がないか確認し、 また席に戻りました。 娘も暑くて起きてしまって、携帯扇風機を渡しましたが、 結局あまり熟睡できなかったようです。 展望のデッキ近くのこのシートは、暑くさえなければ快適に過ごすことができるでしょう。私は、あくまでも8月の暑い時期のことしかわかりませんが、冬もエアコンがないということになれば、またそれはそれで防寒対策も必要になるかもしれませんね。最上階なので冬は暖かい空気が上がってきそうな気もしますが… 5階のエアコンが必ず切れるのかどうかは言い切れないところなので、可能であれば、4階の様子も見ながら寝床探しをしたほうが安心できます。 私の場合、暑いだけではなく、集合時間前に起きられるかどうかの心配や、旅へのワクワク感もあって、余計に眠れる状態ではなかったので、どこにいてもあまり眠れる自信はないのですけどね。空港までのバスも眠れなかったくらいですから。 便数が増えれば、競争率も高まりそうですが、みなさんはどうか少しでも快適な空港泊を楽しめますように。早朝便を利用する際の注意点
椅子が快適と噂の場所を求めて
展望台デッキフロアにあるシート
展望デッキ近くのシートの問題点
眠れないときの過ごし方
まとめ